物理学対話---古典力学から量子力学まで (KAWADEルネサンス)

著者 :
  • 河出書房新社 (2012年1月19日発売)
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感想 : 4
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祝・ヒッグス粒子発見ということで、ちょっと重めの物理学の本を読了。いやー、難しかった。

第1章の古典力学の話から天体の運行について展開するところは、なんとかついていけた。第2章の電磁気学は、高校でやったフレミングの法則なんかも出てきたんで、やはり完全ではないもののそれなりに理解できた。んで、第3章の特殊相対性理論のところでほぼ撃墜。じぇーんじぇん分からんかった(笑)その反動からか、第4章の量子力学から原子や中性子、そして核分裂といった話は、けっこうサクサク理解できました。

一読して物理学について理解してやろうとするんじゃなくて、何度か読み返して物理学の世界観をじわじわと頭の中に入れていくための本なんだと思います。これを高校の時に読んでたら、理解できたのかなぁ?もしくは、やっぱり今と同じように掴みきれなかったのかなぁ?

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 科学
感想投稿日 : 2012年7月7日
読了日 : 2012年7月7日
本棚登録日 : 2012年7月7日

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