【100億円はゴミ同然―アナリスト、トレーダーの24時間】
なかなかセンセーショナルなタイトルですが、内容としては100億円なんて小額だ!というよりは、
証券会社のトレーダーたちの生活実態を浮かび上がらせている。といった感じですね。
「お昼休憩から戻ってきたら、IDカードが通らない。午前中でクビになっていたから」
「トレーダーは6時半頃には出社している」
「社内に従業員専用のスタバがあって、しかも価格が安い。」
「隣の同僚の年収はおろか、年齢も出身大学も分からない」
こういった巷で噂されている嘘のようなホントの話は、多少背びれ尾びれが付いてますが、大半は事実ベースですからね。
証券会社、特に外資系証券の実態を書いている入門書として、
これから入社する新人さん、就職活動で視野に入れている学生さんは読んでみてもいいかもしれないです。
投資銀行希望の人も、アナリストの実態やトレーダーの役割を頭に入れておくのは大切ですからね。
【100億円はゴミ同然―アナリスト、トレーダーの24時間 】
(幻冬舎新書 つ 1-1) (新書)
坪井 信行 (著)
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- 感想投稿日 : 2008年4月14日
- 本棚登録日 : 2008年4月14日
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