ちょっと個性的な絵柄だが、慣れれば本当に面白い。
のちに修道士となるオドがまだケルン市警として、犯罪捜査に当たっていたころの話。ミステリーとしても上質だが、なんといっても当時の様々な階層の人々の暮らしがきちんと描かれているのが素晴らしい。
オドはもちろん若いころから頭脳明晰で行動力があり、仲間や部下から絶大な信頼を寄せられている。結構充実した人生を送っていたのにどうして修道士になったのか、巻が進むほど謎が深まる。
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- 感想投稿日 : 2021年3月28日
- 読了日 : 2021年3月9日
- 本棚登録日 : 2021年3月9日
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