「8歳のヨアキムは、パパとママの3人家族。都会のアパートで生活しています。パパとママは学生時代に知り合い、ヨアキムが生まれることになったので、一緒に暮らしはじめました。パパは家族を養うため教師になりましたが、しだいに心が不安的になり出金できなくなっています。ママは幼稚園の先生になる希望もかなわないまま、生活を支えるために働いています。
両親の不仲に気付いたヨアキムは、夜ごと、自分の部屋のクローゼットの中で、「夜の鳥」が騒ぎ出す音を聞いてしまい、眠れなくなります。「夜の鳥」が消える日はいつになるのか・・。子どもの心理を繊細に描いた物語。」
作者は、ヨアキムのまわりの子どもたちが抱えているさまざまな問題を描くことで、ヨアキムが抱えている難題を特別扱いせず、その中の一つだと示している。
ヨアキムの両親は弱い。パパはパパの役割を務める前に、自分自身を取り戻さなくてはならない。
・・これ、ハッピーエンドにはならないのか?評判いいけれどもめちゃくちゃ暗そう、どうなんだろう。
続編あり
読書状況:読みたい
公開設定:公開
カテゴリ:
大人・教員・親用
- 感想投稿日 : 2023年5月27日
- 本棚登録日 : 2023年5月27日
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