ほんとうに、怖がらなくてもいいの? (読書がたのしくなる・世界の文学)

制作 : 水越規容子 
  • くもん出版 (2014年12月10日発売)
4.00
  • (2)
  • (2)
  • (2)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 38
感想 : 2

◎本巻のテーマは「恐怖」。                                                     ・近・現代の海外文学の代表的作家の作品を、「短篇作品」の中から精選。テキストは、現代仮名遣い、現代送り仮名を採用。原文を損なわない範囲で、一部の漢字は仮名にあらためる。漢字にはすべて、ふりがなを付す。読みやすさを追求。
・本文に脚注をほどこし、各作品扉ウラに、簡略な作家解説を付す。巻末には、各巻のテーマと収録作品を見渡す鑑賞文と、発展読書のための作品ガイド等を収録する。これらは読書の負荷にならぬよう、できるだけ短いページで処理。主として作家に関する情報を、「月報」にあたる案内書「+PLUS(プラス)」に記す。
「作者が思い描いた世界が手にとるようにイメージできることもあれば、ひとつの言葉や文章に心をうばわれたり、あるいはつまずいたりして、なかなかすいすいとは読み進められないこともある。けれど、それこそが、文学の楽しさなのだ。自分の好きな時に、自分のペースで、気楽に読んでほしい。孤独との闘いの中で、キミはきっと、無限の想像力を手に入れるだろう。」
(背表紙の言葉。好き)

●青髭
シャルル・ペロー
豊島与志雄 訳
●黒猫
エドガー・アラン・ポー
佐々木直次郎 訳
●幽霊
ギ・ド・モーパッサン
岡本綺堂 訳
●ねむい
アントン・チェーホフ
神西清 訳
●遺産
H.G.ウェルズ
吉田甲子太郎 訳
●信号手
チャールズ・ディケンズ
岡本綺堂 訳

読書状況:未設定 公開設定:公開
カテゴリ: 児童書
感想投稿日 : 2022年12月23日
本棚登録日 : 2022年12月23日

みんなの感想をみる

コメント 0件

ツイートする