古典経済学ではうまく説明していない、所謂バブルについての解釈が興味深い。
著者の説によると、金融改革を経て以降の世界ではバブルの成長と破綻はなるべくしてなると。
また、経済の中ではとかく原因と結果が逆に見られているのではないか、という意見に新鮮味があった。
経済学という側面から見ると、世界は発展しているのか、混迷しているのか、はたまたそういう見方自体がすでに何かしらのイデオロギーに染まっているのか、考えさせられる。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
経済学
- 感想投稿日 : 2011年9月24日
- 読了日 : 2010年4月27日
- 本棚登録日 : 2011年9月24日
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