良い値決め悪い値決め: きちんと儲けるためのプライシング戦略

著者 :
  • 日経BPマーケティング(日本経済新聞出版 (2015年7月1日発売)
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アナログは価格が下がりにくいがデジタルはすぐに下がる。

デジタル、オンライン、グローバル、な環境は価格が下落する。

コンピューター、英語、会計は幻だった。

デジタルからアナログへ、オンラインから共感へ、グローバルから居心地の良さ、へ。

変動費比率が低く(固定費比率が高く)、値下げによって販売数量が大幅に増えること。100円バーガー。

セット販売=バリューセット
ジレットモデル
無料と有料を組み合わせる

ゴルフ場の朝食無料サービス=遅刻がなくなった
家族間通話無料=家族間では長話しない

O2O=オンラインとオフラインの組み合わせ。
本を書いて講演で儲ける

半額で売るより、3個買えば1個無料、のほうがお得感が強く、かつ儲かる。

俺のイタリアン、原価率の高いものを進める=宣伝費と考える

英語力が不足する、ではなく、完璧な日本語が話せる

20時まで半額、実態は20時過ぎたら倍になる
夜だけ200円増し、ではなく昼間は200円引き、と書く。

BMWの伝説のディーラー林文子。車とともにある人生を売る。頼りになる先輩、というアンカリング。

サーロインステーキ2000円、サイコロステーキ1400円、だとサイコロステーキが売れる。
これに、サーロインステーキ150g2000円、サーロインステーキ200g2000円(今だけ)、サイコロステーキ、とするとサーロインステーキが売れる。
真ん中のものが売れる。わざと高いものを作る。

あらかじめアンカリングを打ち込む。得をした気分にさせる。

アンカリング+返報性で交渉する。
間をとる、のは返報性の現れ。

行動経済学=ビジネス心理学。
保有効果=自分の持っているものは価値を感じる
得するより損をしたくない心理=明らかに損をする選択肢をわざと提示する。それ以外は得をする選択のように見える。

悩みを引き取る、共感する、問題解決の提案をする

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 仕事
感想投稿日 : 2017年8月30日
読了日 : 2017年8月30日
本棚登録日 : 2017年8月30日

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