「ひとこと言いたい私」にさようなら!―人間関係が劇的に変わる「聴き方」の技術

  • 飛鳥新社 (2010年12月21日発売)
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自分のことしか考えていない。
利他主義も、善い自分、でいるためのあり方。
世界の捉え方は、あくまでも主観的。

どんな立ち位置でも、良い面と悪い面がある。
自己主張する、一体化する、中立になる=傍観者、投影。

他人を説得しようとしているとき、相手の話はまったく聴かずに、説得方法を考えている。
攻撃されると、泡は固まる。

信頼とは、お互いの世界観=泡が、隣り合って並び共鳴していること。鍵は5つめの立ち位置=聴く。

蛙の中には必ず王子様やお姫様が眠っている=平凡な暮らしにも宝物が埋まっている。
聴く=宝物を引き出す。

人が楽しくて話したくてたまらない話を聴くと、自分も楽しくなる。それを思い出すと、温かい気持ちになる。=50年ぶりの同窓会の様子。

相手の話を要約しながら聴く。要約は、先回りして結論を言うことではない。
質問攻めしない。質問は、自分の好奇心の現れ。好奇心と関心を取り違えない。どれだけ、曖昧な状況に耐えられるか。

失意のどん底にある人には、ただ黙って寄り添う。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 生き方
感想投稿日 : 2017年1月3日
読了日 : 2017年1月3日
本棚登録日 : 2017年1月3日

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