一〇五歳、死ねないのも困るのよ (幻冬舎文庫)

著者 :
  • 幻冬舎 (2019年4月10日発売)
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本棚登録 : 56
感想 : 6

107歳老衰で没。今はまってる戦後作家たちと同世代じゃないか。この時代に女性でありながら自由に生きる覚悟をするとは相当なお方!
――意外と気負ってなかった。

■本で読んだ方法、誰かに聞いたことを真似るだけの人生は横着
■兄はおしゃれで命を縮め(薄着をして病気)人は愛するものに殉じるのだなあと思ったが、生死をかけるほどのことはこの世にはない、命を粗末にするな
■着物は人を包む謙虚、洋服は俺に入れと尊大。
「シャツなどを頭からかぶったり、手を突っ込んだりする人の姿は、嫌というよりも、なんでそこまでするのか、情けないとすら感じます」
洋服にかわっていく過渡期には、そういう気持ちもあったのだなあ。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: その他
感想投稿日 : 2022年9月10日
読了日 : 2022年9月10日
本棚登録日 : 2022年9月10日

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