おもひでぽろぽろ [DVD]

監督 : 高畑勲 
出演 : 今井美樹  柳葉敏郎 
  • ブエナ・ビスタ・ホーム・エンターテイメント (2012年9月12日発売)
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本棚登録 : 1689
感想 : 217
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「私はワタシと旅にでる」


一九八二年夏。
会社から10日間の休暇をもらったタエ子は姉のナナ子の亭主の実家である山形の片田舎・高瀬へ旅をする。
東京生まれの東京育ちだったタエ子には、小学校5年生の時、田舎がなくてとてもさみしい思いをした記憶があった。それが姉の結婚によって自分にも田舎が持てたのだった。
そんな旅の途中にふとそのころの数々の出来事を思い出すタエ子。
そして、彼女は小学校5年生の自分を連れたまま高瀬に到着した。
明け方に着いたタエ子を駅まで迎えに来ていたのは、親せきの青年トシオだった。年はタエ子より2歳下だったが、頼りになる好青年で、彼によってタエ子はいろんな田舎の表情を知る。そして自然と調和しながら生きている農家の人々の姿に、タエ子は地に足の着いた生活の魅力を発見するのだった。
そんなある日、タエ子はトシオや姪で中学1年生のナオ子に、小学5年生の自分の話を聞かせる。それはいま思うと笑うしかない、だけどその時はつらかった“おもひで"だったが不思議とふたりに話すのは抵抗がなかった。
そして、タエ子が東京に帰る前日の夜、おばあちゃんからタエ子にとって思いもかけない話題が出た。それはタエ子とトシオの結婚話だった。思わずその場を飛び出してしまうタエ子。しかしタエ子もいつしかトシオに好意を抱いていたことに気付くのだった。
そして翌日、トシオやナオ子やおばあちゃんに別れを告げ、東京に帰るタエ子。
しかし、列車の中で考えた末、これまでの悩みがふっ切れたかのようにタエ子は高瀬に舞い戻っていくのだった。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: SUMMER
感想投稿日 : 2012年7月10日
読了日 : 1998年7月10日
本棚登録日 : 2010年8月12日

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