いわゆる戦記物だと軍隊同士の戦闘がメインの話になるが、本書はそれ以外の部分にも多くのページがさかれており、朝鮮戦争を多元的に捉えている。
ひとつの戦争が関係各国にどのような悲惨な状態を生じさせるのか、戦争をやりたがっている人こそ、本書を読んでよく考えて欲しい。
多角的に歴史を知ることこそが、先人と同じ轍を踏まない方法なのだから。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
[93]日本文学(小説)
- 感想投稿日 : 2015年1月21日
- 読了日 : 2015年1月21日
- 本棚登録日 : 2014年12月17日
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