巫女島の殺人 (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社 (2021年12月23日発売)
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本棚登録 : 187
感想 : 11
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熱が低い時にちまちま読んでたらいつの間にか終わってました。
前作より呪術とオカルトが強くなっています。前作より閉鎖的な島で、島民全員が呪術を行える一族を崇めていました。まさにこれぞ『呪術島』という感じでした。

前作同様に店舗もよく進み、次から次へと人が亡くなるのでそわそわします。最近民俗学ミステリが多い気がしますが、民俗学の知識がなくともスラスラ読めました( 説明してくれるからです )

トリックが云々と言うより動機に重点を置いていた気がします。
真相は割と直ぐに気がつくことが出来きるほど簡単でしたが、もう常に悲しくて読むのがしんどかったです。きっともっといい道もあったのではないかと…。

最後に『彼』の名前の謎がチラッと出てきたので、このあとも続きそうで楽しみです。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: ミステリ
感想投稿日 : 2022年8月23日
読了日 : 2022年8月22日
本棚登録日 : 2022年8月14日

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