描かれている舞台が1990年代頃の社会なので、「今ではこんな低いセキュリティーシステムはありえないだろー」と軽く見てしまうかもしれない。
しかしこの本が述べているのは、ソーシャルエンジニアリングたちはそういう人の心の隙を狙って侵入してくるぞ、という手口なのだ。
さまざまなセキュリティーシステムが高度に発達した今であっても、結局それを扱う人間の意識が低ければいくらでも破られてしまうのだ。
2020年代のシステムではどのようにして破ってくるのかを知りたいものだ。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
心理
- 感想投稿日 : 2024年3月24日
- 読了日 : 2024年3月24日
- 本棚登録日 : 2024年3月24日
みんなの感想をみる