Amazonオーディブルにて。
コーランそのものを直訳するというのではなく、コーランを中心にイスラム教、中東文化への理解を深めることができる一冊だった。
コーランは新約聖書などと違ってあまり物語めいたところがないらしく、苦慮しながら構成を考えたんだろうなと感じた。
たとえばコーランがアラビア語での詩的な響きを重視していることを、額田王の「あかねさす…」の歌に関連付けて説明するなど、アクロバティックなことをしているけど、一般的日本人にはとても分かりやすかった。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
エッセイ
- 感想投稿日 : 2022年5月29日
- 読了日 : 2022年5月29日
- 本棚登録日 : 2022年5月29日
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