バナナを食べるときの所要時間(ピサンザプラ)や、トナカイが休憩なしで疲れずに移動できる距離(ポロンクセマ)など、明確な数値がない曖昧な表現が好き。心にゆとりがあるイメージ。日本の文化では生まれないだろうなと思う。
あとは、直訳シリーズも好き。悲しいベーコン(クンマーシュペック)=食べすぎがつづいて太ること、言葉の階段(トレップヴェルテル)=あとになって思い浮かんだ当意即妙な言葉の返し方、龍のえさ(ドラッヘンフッター)=妻に許してもらうために贈るプレゼント…意味を聞いて納得できるから面白い。違う文化でも共通認識はあるんだなと思った。
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- 感想投稿日 : 2021年5月14日
- 読了日 : 2021年5月14日
- 本棚登録日 : 2021年5月14日
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