龍ノ国幻想1 神欺く皇子 (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社 (2021年8月30日発売)
4.28
  • (72)
  • (66)
  • (24)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 775
感想 : 64
5

三章あたりまでは大きい世界観のため、話がもったりしていて、これは面白くなるのか?と感じながら読んでいたのですが…。はい、大変面白かったです。1巻って書いてあるけど、もしかしてこの結末わからずに進んじゃう?と思ったら、最低知りたいことまでは書いてありました。年末で図書館閉まってるから、今日(29日)のブックオフクーポンで安定の110円じゃない、高いコーナーのこの本の2巻買っちゃうかも。今日見つかんなかったら20%オフの正月セール?ってくらい、続きが気になります(新品買えよ)。
なんと言っても、訳あって女なのに皇子と偽り次期皇帝争いに打って出る日織がとにかく格好良い。その高い精神性にしびれました。まわりのキャラクターもいいんだよね。特に奥さん二人。ああ、月白ちゃん…。そんなことだったとは。
王宮ものだけど、奈良時代あたりと大自然融合ってイメージです。阿蘇の外輪山思い出します。
女を物扱いして囲うおっさんが出てくるので小学校には向いてません。
追:ブックオフにて2巻ゲットできました~。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 図書室 ティーン
感想投稿日 : 2022年12月29日
読了日 : 2022年12月29日
本棚登録日 : 2022年12月29日

みんなの感想をみる

コメント 0件

ツイートする