なきむし せいとく: 沖縄戦にまきこまれた少年の物語 (童心社の絵本)

  • 童心社 (2022年4月25日発売)
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本棚登録 : 202
感想 : 16
4

今年出版されていて気になっていた絵本。沖縄戦の一般人たちが辿った悲惨な状況をたんたんと絵本サイズで読める。主人公は泣き虫な男の子、二年生のせいとく。アメリカ軍の上陸でアンマー、妹と逃げ回る生活が始まります。
それなりに文字数あるので、絵本にありがちな内容薄すぎてこれだけよんでもわかんないんじゃない?っていうことにならず安心。もう少し知って欲しいけど、ひとまずこの絵本で沖縄戦を知るのはとても良いと思いました。★4にしたのは、この本からもっと進んで多くを知って欲しいから。沖縄で日本兵が沖縄の人にやったことは、割と簡単に読めるから知っていてほしい。他の国では絶対にもっとひどいことが行われているのだから(こっちは探さないと読めないし児童書はほぼない)。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 図書室 絵本
感想投稿日 : 2022年12月30日
読了日 : 2022年12月30日
本棚登録日 : 2022年12月30日

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