【小説17巻】本好きの下剋上~司書になるためには手段を選んでいられません~第四部「貴族院の自称図書委員5」 (本好きの下剋上~司書になるためには手段を選んでいられません~)
- TOブックス (2018年12月10日発売)
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まだ貴族院二年生の学校に着いた直後までのエピソードで、どちらかというと経過の巻(学校で王族や上位の領主巻き込んで色々やらかす巻の方が好き)という印象。でも、染め物コンペや、ランプレヒトのお嫁さんになったアウレーリアがアーレンスバッハから時を止める魔法をかけて持ってきた魚に対するローゼマインの熱量はかなり楽しかった。
今回はエピローグがとても良く、アナスタージウス卒業後の穴埋め(真打ち?)王族、第三王子ヒルデブラント、フィリーネの恋、アウレーリアが素顔を見られたくない理由、ローゼマイン専属を狙うエーファの親心と盛り沢山でした。
このラノベはアニメより椎名優さんの挿絵の方が断然良いですね。たまに娘がアニメをテレビでつけてくれるのですが、絵が脳内で動いていたのより落ちます(世界観が付くのは素晴らしいけど)。巻末の四コママンガも楽しくて、読後の方が面白く読めるので、我慢して先に見ないようにしてます。本の内容とリンクした物語性のある挿絵を見るのも、このシリーズの楽しみの一つです。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
ラノベ
- 感想投稿日 : 2022年7月18日
- 読了日 : 2022年7月18日
- 本棚登録日 : 2022年7月18日
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