24時間書店、ペナンブラ。
奥地蔵書を借りに来る個性的な会員たちと主人公クレイ。どんなストーリーなのかと興味惹かれた。
こんな古書店に行ってみたい!
本に隠された暗号も気になる!
が、読むスピードはなかなか上がらない。
「本好きには見逃せない」のフレーズに押されてページを捲るが、そもそもデジタル音痴の私にこの情報量は多すぎる。
ネット世代の若者ならスピード感ある展開に違和感なくついていけるのかなと思いながら、やっとラストに辿り着いた。
ウイットに富んだ言い回しには何度かニヤリとさせられた。
「それっぽい光がそれっぽい窓から差し込み、それっぽい店に鋭角の影を落としている。これを聞いてすごいと思ったら、あなたは三十歳を超えてますね。」など。
カバーのイラストが上手い。書棚にかけられた梯の上にはクレイ、眼鏡のペナンブラ氏やグーグル社員のキャット他、登場人物の姿が分かりやすく描かれている。
ゲリッツズーン書体もあれば見てみたかったな〜。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2023年7月19日
- 読了日 : 2023年7月19日
- 本棚登録日 : 2023年7月19日
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