ニュー・リッチの王国 (Kobunsha Paperbacks 124)

  • 光文社 (2008年8月23日発売)
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感想 : 5
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ニューリッチの世界の続編。

先祖から資産を受け継ぐオールド・リッチに対して、
1代で財産を築いた人をニュー・リッチと定義し、
その生活スタイルや消費行動を探る。

著者の臼井さんは、長年富裕層を研究しているだけあって様々な人脈を駆使して国内に限らず情報を集めている。

興味本位の単なるお金持ちの生活のルポではなく、
国内外の経済に結び付けているところがおもしろい。

富裕層向けにどういうニーズやサービスがあるのか、
未知の世界を垣間見れた。

カジノ収益でマカオがラスベガスを抜いた。
ベンツよりベントレー。
ロレックスよりフランクミューラー。
ロンドンで分子料理が人気。
川サーフィンがヨーロッパで人気。
韓国は受験戦争で、3当4落。
⇒3時間以上眠らなければいい大学にいける。など

読書状況:未設定 公開設定:公開
カテゴリ: 社会生活
感想投稿日 : 2008年12月7日
本棚登録日 : 2008年12月7日

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