著者自らが「タクシードライバー」になってみて、その業界を説いた一冊。タクシー業界は昨今の景気低迷と共に下降傾向になりつつあるが、実態は他の業界も変わらないであろう。ただ、規制緩和と共にドライバーの負担が大きいのは避けれないが。
不景気により、新たに職を探す人でこの「タクシードライバー」を選択する人も増えているが、意外に面接で落とされる事があると言う。その理由は、本書を読んでみると納得できる。
また、ドライバーのモラルの部分も追求してある章は、お客側からの切実な部分が書かれており、業界全体の意識向上が早急に必要と感じる。
全てのドライバーが悪い訳ではなく、中にはちゃんとした人も居るのは事実。ただ、業界のイメージとしては低い気が。ただ、ドライバーに後ろ向きな考えではなく、前向きになりたいと言う人は、この一冊を読むのも良いのでは。
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- 感想投稿日 : 2015年5月6日
- 読了日 : 2015年5月6日
- 本棚登録日 : 2015年5月6日
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