基本、ファンタジーである。
現代科学では割り切れない状況設定で、
まぁハナからフィクションと思って読む(^ ^
が、分かってても、先が読めたとしても、
読んで面白いものはやはり面白い(^ ^
「マンガじゃん」と思うようなキャラ設定も、
現実味はあまりないが当人達の心象描写が巧みで
引き込まれて読まされてしまう(^ ^
正直、展開もオチもほぼ予想通りではあった。
が、「意外性」に頼らなくても
きちんとエンタテインメントとして成立している。
これぞ「筆力」というものなのだろう。
何気ない日常の描写が美しい(^ ^
ふとした瞬間に気づく「自分の心の動き」が愛しい(^ ^
そして、運命に翻弄され、嫌も応もなく成長していく
主人公たちがまぶしい(^ ^
読後、思わず「いい人」になってしまいそうな一冊(^ ^
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
切ない系
- 感想投稿日 : 2018年12月15日
- 読了日 : 2018年12月14日
- 本棚登録日 : 2018年12月12日
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