どうしようもない孤独をそばにいる誰かと抱え合っている人たち。
孤独は分かち合えないけれど、一緒に孤独でいるコトはできる。その安心感なのかな。
5つの寂しい物語たちは、それぞれにタイトルが素敵だ。
寂しくて、誰かにそばにいて欲しくて、でも、素直になれなくて。気持ちがぐるぐるぐるぐる。
そんななかで、ちっぽけな温かさに縋り付きたくなる夜がある。
夜の暗さに耐えきれないとき、そっと開きたくなる、そんな一冊。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
2024年4月
- 感想投稿日 : 2024年4月29日
- 読了日 : 2024年4月29日
- 本棚登録日 : 2024年4月29日
みんなの感想をみる