『ギブ&テイク』を読んで…
この本では、与えることが成功をもたらすというテーマが探求されています。
私が思ってたのは、お互いに助け合い、協力することが成功への鍵であるかと…
また本のタイトル『ギブ&テイク』から想像すると、お互いがバランスを取りながら関係を築くことだと思ってました。
一方に偏りすぎると、関係が不安定になることもあるのでは❓と疑問も…あります。
今までの思い込みもあって興味深く読みました。
ギバーこそが成功すると言う
〈ギバー〉を志すには、結果が出るまでの
現象として起きるまでに時間がかかると…
時間的に鷹揚な人でないと…ギバーの効果は、発揮されないそうだ。
ギバーは、自己犠牲と他者志向に分かれる。
他者思考の持ち主は、自分自身に焦点を当てるだけでなく、他人のニーズや希望にも注意を払います。
一方 自己犠牲は他人のために行動することであり、自分自身を犠牲にして他人のために尽力する。
自己利益と他社利益は、利害関係の中での考え方、自己利益が自分自身の利益や欲求にフォーカスした考え方である一方、他社利益は他人や組織の利益を重視する考え方であると…
この自己利益とは、
・自分にとって意義のある事をする
・自分が楽しめる事をする
この2つが満たされば、他人だけでなく自分にも利益をもたらす事が、出来ると…書かれています
また他者志向の指針に
「いつどこでどのように誰に与えるか」を決める事が大切
やはり自分が楽しい事が基本なのだと…
より多く与える人はより多く稼ぐ
自分の為より他の人にお金を使ったほうが幸福度はかなり上がると…
〈テイカー〉について
テイカーの頭の中は、自分の評価でいっぱいである
誰と話せば有利なのか…を常に考える
「自分に全く利益をもたらさない人間をどう扱うかで、その人間がはっきりわかる」とも…衝撃的でした。
〈マッチャー〉について
マッチャーは、受け取る事を期待して与える場合、助けてくれそうな人にだけ与える。
マッチャーは、親切が報われないなら意味がないと書かれている。
そこで…
私に出来る事は、
自分自身がやった事を評価する前に、相手がやってくれた事を日記にする
事。
相手から、やってもらった事は、忘れている事が多い。
やったあげた事だけを覚えてる。
〈自分の見つけ方〉
「原石は、見つけるのでなく磨く」
才能を、見つける事はすごく難儀に思うが見つける為には、「やる気」が人の才能を伸ばすきっかけになると…書かれている。
やる気こそ、才能開花なのだと…
著書も「やる気をあまく見てはいけない」と…粘り強さは、その人がどこまで可能性を発揮出来るかを予測すると…心に刺さる。
私の仕事は、営業なので、P218のトップ営業マンの、すごい逆転発送
である。
トップ営業マンは、セールスするうえで、相手側の視点を理解する事
それには、踏み込んだ質問をすると言う事
テイカーなら、自分の答えを押し付けてくる。
ギバーは、好ましい製品を、関心をもつ。
相手の事を聞き出す事で力になろうとする。
話し方でも、ギバーかテイカーかわかるとの事で、テイカーは強気な話し方
ギバーはゆるい話し方 控えめな話し方 で、聞き手の心を掴んでいる。
同じ発言をしたとしても、命令調で話すとテイカーだし、ゆるく話すとギバーになる。
友人や会議の会話の中で、
弱点を隠さず 弱さをさらけ出す そして会話を進めていく…
この定義は、周囲の人々に有能だと認められている場合に限ると…
そして〈ギバー〉は、
相手に、
アドバイスを求めたがる。学びたいと常に考えているので、意見を聞く。
〈テイカー〉は、聞くと無能と思われるので、決してアドバイスを求めない。
〈マッチャー〉は、返さないといけないと思っているから…アドバイスは、受けず…
〈ギバーの問題〉
ギバーがテイカーよりも優れていにもかかわらず、ギバーが、抱える問題としては、困っている人をうまく助けられない時に燃え尽きるのである。
ボランティアが良い例だと…自分のキャパ以上にやってしまうと燃え尽きると…思う。
〈ギバー〉は、
ギブばかりではなくて、これが出来るのは自分しかいない思い込みは手放し、同じ事を他の人にも恩返しをしてほしいと伝える
ギバーも、
たった1つのギブアンドテイクのやり方で対応する方が危険と…
「いつどこでどのように誰に与えるか」を決めている…
人の利益になるように行動する
起きてる時間の大半を仕事に費やしている私達が、ほんの少しでもギバーになってみたら、成功や豊かな人生より鮮やかな時間が手に入はいる…とアダムグラントは言っている。
やってみるだけの価値はある…
よし〜少ない人生やってみたい!
うまくいかなくても人生、うまくいっても人生…それは自分の人生だから…
- 感想投稿日 : 2024年3月13日
- 本棚登録日 : 2024年1月27日
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