都市と星(新訳版)

  • 早川書房 (2009年9月5日発売)
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本棚登録 : 197
感想 : 17
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『地球幼年期の終わり』の次に読んだ。
またしても、当時としては新しいのかもしれないが、当時のアメリカの時代精神のほうを強く感じてしまう。すぐに人類文明を2種類ぐらいに収れんさせてしまう暴力をやめてほしい。
「これまで社会で教えられてきた人類の歴史は偽物だった」という発想は当時としては新しいのかもしれない。
主人公(機械知能)が外の世界に出、初めて人間の子どもや養育風景を見て、急激に「子孫が欲しい」と思った部分に説明がなさすぎてホラーだった。

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感想投稿日 : 2022年4月13日
読了日 : -
本棚登録日 : 2021年4月17日

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