なんと、実社映画。見終わったあとでも、ほんとかなと思ってしまいます。
綱渡りというかワイヤー渡りに共感は全然できないのですが、パパルディの言葉とか、彼女の言葉とか成功させたい何かがある人間にはそういうことか!!とわかるんじゃないかな。
観客には敬意を払え、観客はすべて見透かしている。
最後の三歩が、大事なんだ。綱渡りを失敗したこれまでの先人は、最後の三歩で油断したんだ。
機嫌がよいと飼い犬のご飯が二倍になるパパルディとかちょっと素敵。
クレイジーだけど、そんな俺が好きだろう?ってどんだけ自身過剰なのあなたは…。
仲間になるおどおど系数教師は、なんかちょっとそっちの気がある感じにしたかったのかな?とか、成功して仲間と飲んでるときに、こいつはお前の裸がみたかっただけだよと冗談いってたけだ、どこまで冗談なの?ヒロインの可愛い女性もいるのにどこまでも仲間同士ワイワイしてるし、ヒロインフランス帰っちゃうし、そこが実話であるとこなのかなと思います。
釘で足の裏から表まで貫通させちゃったら、早く病院いきましょうね、主人公とついつい常識的にツッコミつつみてたけど、クレイジーなことやるクレイジーな人物なんだと感情移入はせずに客観的にみると、なかなか壮大かな。
でも、ワールドトレードセンター、テロでもうないから、そこんとこはどう思ってるのかな、そういう思想的面は、出て来なかった映画です。
綱渡りはしたくはならなかったけど、空中ブランコ乗りのキキを思いだしました。
内田さんと平川さんの吹き替えで、中の二人の中の良さを知ってるだけに、どんな雰囲気でとったのかなぁーと考えてしまいます。
- 感想投稿日 : 2016年6月24日
- 読了日 : 2017年11月18日
- 本棚登録日 : 2016年6月18日
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