測りすぎ――なぜパフォーマンス評価は失敗するのか?

  • みすず書房 (2019年4月26日発売)
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測定するべきかどうか、何を測定するのか、どうやって測定するのか。測定されている対象の重要性を評価し、成果に報酬や懲罰を紐づけるべきかどうか、測定結果を誰に公表するべきかという判断を要する

自分の業務も定量化が難しいと思っています。よく使われるのが出願件数。件数増やすにしても、自分ではなかなかコントロールの効かない要素が多いですし、増やして経営的にはどうなるのか?と問われると、なかなか回答が難しい。

効果の検証も大変、件数を増やす/ある基準で決めた数値に合わせ込むことにどれほどの意味があるのか。

かと言って代替指標があるわけでもなく、社内上通りが良いということで、仕方なく使っている、というのが現状です。

定性的に評価するにしても、人の判断が多分に入るので属人的になりやすい=好みで決まる可能性がある。

10数年続けても、自分なりに納得のいくこれといった会が見いだせないのが何とも辛いところです。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
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感想投稿日 : 2023年3月25日
読了日 : 2023年3月16日
本棚登録日 : 2023年3月25日

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