私が先生を殺した (小学館文庫 さ 40-2)

著者 :
  • 小学館 (2023年5月2日発売)
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本棚登録 : 1657
感想 : 65
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こちらも会社の方がオススメしてくれた為Amazonでポチってみた。

何名かの生徒目線から奥澤先生について語られ、
最後は奥澤先生目線で物語が収斂していく。
プロローグで奥澤先生が校舎から飛び降りることは分かっているが、
何故飛び降りなければならなかったのか?
黒板に書かれていた『私が先生を殺した』の文字は誰が書いたのか。
この辺りが解き明かされていく。

最初から滅茶苦茶読みやすい文体で、短時間でサクサク読めてしまう。
ただミステリとしては入り組んでいるわけではなく、
最初からコイツ何かあるな・・・と思った人に要因があったわけで(^^;
『私が先生を殺した』についてはまんまと作者にやられたわけだが、
そこまでの感動は無かったかな(^^;

奥澤先生が飛び降りる前か、飛び降りた後か、
もう一押し大逆転があればもっと良かったなぁ(^-^)

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2023年12月11日
読了日 : 2023年12月11日
本棚登録日 : 2023年12月11日

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