新宿中村屋の創立者、相馬愛蔵・黒光夫妻、木下尚江、荻原守衛、井口喜源冶ら信州安曇野に結ばれた若い群像を中心に、明治から現代までの激動する社会、文化、思想をダイナミックに描く本格大河小説五部作。第一部は、"新しい女"黒光と夫愛蔵らの溌剌とした動きを追いつつ、新文化創造の鋭気みなぎる明治30年代を活写する。著者年来の理想と情熱を傾注して成った代表作。安曇野、といえばこの本です。
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- 感想投稿日 : 2004年11月14日
- 本棚登録日 : 2004年11月14日
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