読了後、著者のファンにならざるを得ない一冊だった。
「当たり前のことを当たり前にやることが大切だ」
と言う人は少なくは無いだろう。
しかし、それを実践出来ている人は?
と言う人はどれだけいるだろうか?
また、その「当たり前」のことをやるために、
「当たり前に」何を考えるべきか?
「当たり前に」どう行動すべきか?
「当たり前に」どう結果を出すべきか?
と言うことが、具体的かつ真っ直ぐな視点で述べられている。
単純にヒントを与えるだけでなく、実践論も説かれている。
その実践論たるや、「クレクレ君」ばかり集まっている異業種交流会に来ている人間とは正反対のやり方だ。
「もしも自分が、自分が会いたいと思っている人だとしたら、しかも成功者だったりしたら、どういう人が自分にコンタクトをとってきてくれたら嬉しいだろう?」
「人を助くる者は自らを助くの精神」
と言う一貫性をもったテーマをベースに。
ぶっちゃけ、舌を巻いた。
多くの人に読んで欲しい、良書である。
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カテゴリ:
コミュニケーション改善
- 感想投稿日 : 2009年5月17日
- 本棚登録日 : 2009年5月17日
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