資源を海外からの輸入に依存する国、日本。あの戦争での敗因は、決して個別の戦闘に敗北したからではなく、戦争遂行に必要な海上交通路の確保に失敗したことにあったことを鋭く描いた名著。特に著者の大井氏は当時、海上護衛の現場におり、彼の当時の経験を元に書かれた本書は現代の日本においても、その重要性を失っていない。
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- 感想投稿日 : 2005年6月7日
- 本棚登録日 : 2005年6月7日
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