加藤高明と二一カ条要求
二一カ条要求によって、日中、日米関係悪化
交渉紛糾の理由
・要求が過大―日中警察の合同などを規定した第五号
・第五号を欧米列強に秘匿しようとした→中国に暴露される
加藤高明外相が作成
第五号のみ希望条項
山東県益の返還を交渉上の切り札にしていた
第五号は取引材料に過ぎないのでは?
大隈内閣の政権基盤が弱かったため、陸軍など対外進出を押す圧力が各方面からの要求を断れず、第五号に膨れ上がった
袁世凱の対抗政策
・交渉の遷延、長期化に持ち込む
・国内の反日世論の醸成
・欧米列強からの干渉を招く
→第五号がなければ欧米からも異議なく承認された
情報戦
中国国内外のメディア・ジャーナリストを巧みに利用
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2014年1月14日
- 読了日 : 2014年1月14日
- 本棚登録日 : 2013年12月29日
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