「覚えておけ。お前は俺の―太陽の花嫁だ」心から慕う兄の窮地を救う為、砂漠の小国の皇子ラシードに身を捧げたましろ。太陽の化身と称されるほどの輝きを持つラシードは強引で傲慢だが、決してましろを傷つけることはなかった。宝物を扱うような優しい手も、灼けるような愛撫も、妾腹の子として疎まれていた自分には、すべてが初めて与えられるもの。孤独だったましろは次第に彼に惹かれていく。だが、ましろには果たさなければいけない使命があり。
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な
- 感想投稿日 : 2009年12月13日
- 読了日 : 2009年12月13日
- 本棚登録日 : 2009年12月13日
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