メディアは今大きな変革期を迎えている・・・というところから始まり、現在〜未来に向けての様々な意見が満載。
確かに10年前には、ほとんどインターネットというものが重要視されていないかったし、テレビの影響力は絶大であったと思われる。
しかし、近年ティーンエイジャーをはじめ、どの世代にもネットの影響力が浸透してきている。
この本では、さらに先のことが議論されている。
検索連動型広告のようにいかに探したい情報にマッチした広告のしくみを作れるか?
いかに消費者に参加してもらい、広げていくか??
そしてそのためには何をしているかをGoogel、サイバーエージェントなどをはじめとする第一線で働いている人の生の声が説明されている。
面白いと思ったのは、テレビCMの影響力がなくなるかどうかの議論の時、今までと同じことを繰り返していれば、間違いなく影響力は弱まっていくだろうが、
テレビメディアも大きく変わっていくだろうし、その先はまだ未知であるのではないかという一連の流れについては、単純に糾弾している本よりなるほどと思った。
インターネット業界は移り変わりが激しい、変化し続けなければ、業界自体は安定でも会社としての存続は難しいと感じた。
その他、Googelという会社のコンセプト、SEM、ターゲッティング広告についても興味深い内容が多数あった。
読んでいて、まだまだ使い方や、新技術により発展性が未知数な業界にすごい魅力を感じた。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
インターネット・広告
- 感想投稿日 : 2008年5月25日
- 読了日 : 2008年5月25日
- 本棚登録日 : 2008年5月25日
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