無限の正義

著者 :
  • 河出書房新社 (2024年1月16日発売)
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感想 : 7
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これを果たして正義と読んで良いのか最後まで疑問が残った。

池袋で連続殺人事件が発生。
反社会的勢力の構成員ばかりを狙う犯行からマスコミは犯人を清掃車に掛けて「聖掃者」と名付ける。

時を同じくして、警部補・薬師丸遼一の娘が強姦相手を鉄アレイで殴り殺してしまう。
その時、遼一が取った行動により家族は崩壊していく。

模倣犯の正体は明らかだが、二名いると見られる聖掃者は一体誰で、動機は何なのか。
また問題行動が多い引き籠り長男を抱える薬師丸家はどうなっていくのか不安しかなかった。

嘘が嘘を呼び罪が膨れ上がっていく恐怖に震えた。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
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感想投稿日 : 2024年2月19日
読了日 : 2024年2月19日
本棚登録日 : 2024年2月19日

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