わたしも大事な大事な友人に手紙を
書きたくなった。
あさのさんが綴った言葉も
もしかしたら
吐き出したに近いかもしれない言葉も
その1つ1つが
ずしんと重く重く響いていく。
でもそれは、決して苦しいものじゃなくて
わたしの中でぐるぐる回る
沢山の感情と思いが
いいんだよ、それで
そう肯定されているような感覚だった。
「死んじゃだめだった」
そう言えなかったし言いたくなかった。
いなくなってしまったことは
悲しいしさみしいけれど
その事実を、その選択をした彼を
わたしは受け入れたかったから。
届けるすべは持っていなくても
わたしも手紙を書きたくなった。
ううん、きっと届けられる。
届いているよね、きっと。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
エッセイ
- 感想投稿日 : 2022年1月1日
- 読了日 : 2021年11月22日
- 本棚登録日 : 2021年11月10日
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