生きる哲学としてのセックス (幻冬舎新書)

著者 :
  • 幻冬舎 (2018年7月30日発売)
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AV監督である代々木忠さんが、人生においてのセックスの在り方、真のオーガズムについて解説された本。相手の目を見て本能のままにするセックスが何より大事。セックスは考えてするものでなく本能でするものだ。

現代は情報化社会であり、セックスの知識も簡単に手に入ってしまう。
情報がたくさんあることで、本来知らないなら知らないでオーガズムを迎えたりセックス自体を楽しめるはずなのに、余計な思考が入ってしまうせいで、セックスが機械的になってしまう。
機械的なセックスをしないためには、情報を蓄えるのでなく相手の目を見てたくさん言葉で愛情を伝え、本能のままにセックスすることが大事。
本能のままありのままを剥き出しにしたセックスができれば、相手とこれ以上にない繋がりを得ることができる。
たまに何百人にもセックスする人をネットで見るけど、その人たちは相手の体を使ったオナニーをしているだけだから、一生満たされることがなく、心が空洞になってしまっている。
代々木さんの本から、セックスとは「本能のまま」、「相手のことを思い」、「言葉で伝える」ことが必要だと勉強になりました。

AVよりこの本をセックスの参考にした方がよっぽどいいなと思います。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2023年9月23日
読了日 : 2023年9月23日
本棚登録日 : 2023年9月17日

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