児童文学の成立から展開まで、その時代背景を差し込みつつ、丁寧に分析している。体系だって書かれたものではなく、様々なエッセイや評論を編んだものであるが、巌谷小波から現代作家まで(あたりまえのことながら)非情に広く目配りをしており、児童文学史を俯瞰的にとらえることのできる良書であろう。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
文学
- 感想投稿日 : 2015年1月4日
- 読了日 : -
- 本棚登録日 : 2015年1月4日
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