タイトル:愛の躾はアメとムチ
著者名:高月まつり
イラスト:志野夏穂
■Story■
華道上園流・時期お家元の朱苑は、弟の満を愛していると言って憚らない、
着物の似合うフェロモン男。
苛めて可愛がる朱苑の愛情表現に、要領の悪い満は翻弄されっぱなしだ。
「お前は黙って寝転がったまま、兄のテクの素晴らしさを堪能しろ」
執拗な愛撫に優しい囁き。
苛めなのか愛されてるのか、理解するのも難しい。
でも、このまま意地悪で甘~い朱苑の虐待に流されてたら、
満の人生はヤバいんです…!
―そんなびみょーな兄弟関係も、とある幽霊が現われて激変した…???!!
■感想■
幽霊が出てこなくても、結局のところ自分中心世界の朱苑は、
満を手篭め(爆)にしていたと思うなぁ。
まぁ、激鈍な満が意識するには必要なことだったのかも。
しかし…じいちゃん、やったね!!超熟年離婚じゃん!!!
あまりの嬉しさに家族全員で小躍りしたんじゃないかって思う(笑)
家柄を守るって大変なんだなぁ…。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
小説
- 感想投稿日 : 2010年6月6日
- 読了日 : 2008年7月17日
- 本棚登録日 : 2008年7月17日
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