処方箋薬局の待ち時間中に読みました。京極さんの影響で好きになった妖怪をモチーフにしたお話の権威であるラフカディオハーンこと小泉八雲さんです。
京極堂シリーズの中で京極と関口くんが語っていた狢。
題名は狢ですがのっぺらぼうの定番のお話です。
京極堂シリーズによれば、のっぺらぼうに化けた狢、狢=のっぺらぼうと狢に吸収されてしまった妖怪です。
でものっぺらぼうはつるんとはしてなくて肉人のような・・・かなりうろ覚えです。
<以下引用>
「へえ!その見せたものはこんなだったか?」と蕎麦屋は自分の顔を撫でながら云ったー(p.9)
とても有名なフレーズのオチです。
人間をからかった後、狢はどんな顔して笑うのでしょうか。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
小泉八雲
- 感想投稿日 : 2017年9月18日
- 読了日 : 2014年1月7日
- 本棚登録日 : 2017年9月18日
みんなの感想をみる