• 2012年9月13日発売
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本棚登録 : 38
感想 : 7
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 処方箋薬局の待ち時間中に読みました。京極さんの影響で好きになった妖怪をモチーフにしたお話の権威であるラフカディオハーンこと小泉八雲さんです。
 京極堂シリーズの中で京極と関口くんが語っていた狢。
 題名は狢ですがのっぺらぼうの定番のお話です。
 京極堂シリーズによれば、のっぺらぼうに化けた狢、狢=のっぺらぼうと狢に吸収されてしまった妖怪です。
 でものっぺらぼうはつるんとはしてなくて肉人のような・・・かなりうろ覚えです。

 <以下引用>
 「へえ!その見せたものはこんなだったか?」と蕎麦屋は自分の顔を撫でながら云ったー(p.9)

 とても有名なフレーズのオチです。
 人間をからかった後、狢はどんな顔して笑うのでしょうか。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 小泉八雲
感想投稿日 : 2017年9月18日
読了日 : 2014年1月7日
本棚登録日 : 2017年9月18日

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