「岳」の大ヒットの陰に隠れているが、個人的に注目している登山漫画。
この2巻では『真実の山◆アンナプルナ』編が完結している。
ネパール・ポカラから仰ぎ見るアンナプルナは神々しいまでに美しい。
一方で、その美しさを構成する急峻な岩壁は、登山者に高いリスクを迫り、kラーマウンテンと仇名されている。
また、初めて人類が登頂に成功した8,000m峰としても有名なアンナプルナであるが、エルゾーグが本当に登頂に成功していたかどうかは疑問の余地があるとされている。
それを確かめるために、若き日本人クライマーが挑戦するのが、本編のストーリー。
ヒラリーよりも先にマロリーがエベレストの山頂に立っていたのではないかという疑問をテーマにした「神々の山嶺」と似たモチーフだが、読後の印象は大きく異なる。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
漫画
- 感想投稿日 : 2011年5月10日
- 読了日 : 2011年5月10日
- 本棚登録日 : 2011年5月10日
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