作者の主張する「二項対立」って
「白か黒か」ってことかな?
東洋的思想、禅などの
「対象と一体化」は
ダメと言っている。
なぜなら、それは、
「自己主張なし」
「分析なし」
「判断なし」
となってしまうから。
議論には、以下のように
便利な「言い方のパターン」を使う。
①私は~と考えます。
②確かに××(反対意見)はそうだと思いますが、しかし~
③なぜなら(根拠)~だから
④このようなわけで~です。
自分が望めば「白組」でも「黒組」でも
どっちにもなって議論できる。
つまり、本当にそう思っていなくても発言することができる。
手法としては便利だけど。
これで議論が深まっていくのならいいけれど。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
文化・哲学
- 感想投稿日 : 2012年2月16日
- 読了日 : -
- 本棚登録日 : 2012年2月16日
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