東雲侑子は恋愛小説をあいしはじめる (ファミ通文庫)

著者 :
  • エンターブレイン (2011年12月26日発売)
4.31
  • (51)
  • (49)
  • (12)
  • (2)
  • (0)
本棚登録 : 315
感想 : 41
4

ライトノベルというより中高生向けくらいの「ラブコメ」ではない恋愛小説
青春小説ではないところが面白み
『カマタリさん』みたいなのは難しいだろうけれど
こういう「青春でない中高生の話」は
より多くのひとにも書いてもらいたい読んでみたい
本来児童小説とふつうの小説の間にあるのだろうけれど
中高生がエンタメなライトノベルでないそういうのを読むはずがないということか
ライトノベルですら読んでいなかった自分には何も言えない

内容には関係ないが
「粟立つ」は「寒さや恐怖」と辞書に書いてあるが
どうなのだろう
また
ライトノベルのいいところは、あっちを読んでこっちを読んでと、と気楽に読めるところだ。じっくり一冊の本を延々と読み続けられるほど、面白い本に合うことが少ないからでもある。
というならわかるけれど
短編集を気楽につまみ読みするというのは良くわからない
そういうものかしら
と読んだとき思ったが
今思うに一編ごとで区切って読む前提なのだな
そりゃそうか
通勤中とかだと短編だろうが長編だろうが良いところだろうが
途中でぶったぎるのが当たり前で逆

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2018年12月8日
読了日 : 2012年3月6日
本棚登録日 : 2018年10月17日

みんなの感想をみる

コメント 0件

ツイートする