アニメで知りました。99年の刊行とは。
石川啄木の短歌から着想を得て、明治・大正の東京を舞台に物語とトリックを展開しています。
奔放なダメ人間・啄木を探偵役に、振り回されるワトソン役は金田一京助。終盤に江戸川乱歩少年が登場するので、もっと読みたかったなあと思いました。
「石川啄木が探偵である必然性」を説いた解説も面白かったです。
おそらく文ストや文アルのヒットを受けて本書が発掘されたのだと思いますが、アニメでのボリュームアップに期待。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
小説(国内)
- 感想投稿日 : 2022年1月18日
- 読了日 : 2020年2月14日
- 本棚登録日 : 2020年2月14日
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