前巻を読んだ段階で「空戦を期待できない」と感じたのは、ここ迄2冊も費やしていながら主人公に他者を出し抜く努力の描写も無ければ、才能の示唆も死地に強いという伏線も無かった為です。
なのにシビアな戦争で勝ち抜けるようなら、それはご都合主義の賜物でしかないと。
そして実際にそれが起きた様です。
空戦の描写は流石の一言でしたが、それだけに主人公が参戦した結末が「覚醒したから」的安易さで片付けられてしまったのが非常に残念でした。
只同時に、これが山岡荘八ばりに連綿と続く大河小説だというなら期待できる気も。
ここから本気出す?
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2014年6月26日
- 読了日 : 2014年6月26日
- 本棚登録日 : 2014年2月8日
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