語彙力なくて情けないけど、一言で言えば、いい話だった。
挫折した元短距離走選手の男子高校生と車いすユーザーの女子高校生。二人のboy meets girlな話だけでなく、時折散りばめられた言葉が胸の奥深くに響いた。
世界はカラフルだ。気が遠くなるほど色んな人がいて、誰もがそれぞれの事情と思惑を抱えて生きているーって、わかっているけど、時として人を傷つけてしまうし、傷ついてしまう。
車いすに利用者を誰々さんは車いすって言わずに、車いすユーザーと言わなきゃならない。当たり前のことも知らなかった。恥ずかしい。
視力が低い人がメガネやコンタクトをするように、足が不自由だから車いすを利用する。もっと、車いすユーザーが生活しやすい世の中になるといいな。
図書館で借りたけど、YA向けに位置付けられているのが勿体無いくらい。中高生だけでなく、大人にも読んでほしい一冊。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
未設定
- 感想投稿日 : 2024年4月6日
- 読了日 : 2024年4月6日
- 本棚登録日 : 2024年3月31日
みんなの感想をみる
コメント 2件
かなさんのコメント
2024/04/07
あさきょさんのコメント
2024/04/07