非常に面白かった。頭の回転の速さが生み出している交渉術だと思い込んでいたがそうではなく、綿密に準備をした上で臨んでいることが分かった。
自分の通したい要望を細かく要素に分解し、相手からも相手のそれを引き出しマトリクス化する。自分の要望でどこまで譲歩できるかを厳密に決めた上で、そのマトリクスを眺め、どこまで相手と折り合いをつけるかが重要。
相手と議論にならない時は論点がずれているか、論点が大きすぎることが多い。本書の場合は後者で使えるテクニックが多い。
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- 感想投稿日 : 2021年2月23日
- 読了日 : 2021年2月5日
- 本棚登録日 : 2021年2月5日
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