ファンタジーノベル大賞ってことで、もっとファンタジーファンタジーしたものを想像して読んだらイメージ違っていておぉぉ、ってなった。
あ、でも面白くなかった、というわけではなくて。がっつりファンタジーではなかったなーという感じ。
全体的にどんよりしてる。
あぁ救われないのか、と思って、これはどこまでも現実の話なんだなぁと思う。
鬱々とした日常が、ホームレスと知り合うことで違う方向へ向かうのかと思ったけど向かわなかったし、そこらへんもあぁ普通だなぁって。これがたぶん本当なんだろうなぁって。
妄想に、読んでいるうちに自分も取り込まれていくような感じがしてぞわぞわした。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
小説
- 感想投稿日 : 2014年5月18日
- 読了日 : 2012年12月27日
- 本棚登録日 : 2012年12月27日
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