インドの首都デリーの研究本。
デリーという都市の政治・軍事都市としての機能をインド史と照らし合わせながら読み解いていきます。
ガチな都市研究本でありながら、前半の著者さんのデリーの滞在生活を振り返っての回想部分は、都市案内としての十分おもしろいのです。
特に著者さんが相当な遺跡マニア、、、ちがう、研究家であるため、デリーの観光名所「ラールキラー」を始め、建造物の歴史的価値をがっちり解説しています。
マニアすぎて、「ムガール帝国歴代皇帝の墓」なんてめちゃくちゃレアなものまで解説されています。いや、普通の観光客はそんなところいかないから(※あくまでの観光ブックではありません)
普通の旅行記にはないアカデミックなアプローチがほしい人におススメです。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
旅行
- 感想投稿日 : 2011年9月4日
- 読了日 : 2011年9月4日
- 本棚登録日 : 2011年9月4日
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