エリナー・ファージョン: その人と作品

  • 新読書社 (1988年3月1日発売)
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原題:Eleanor Farjeon
A Bodley Head Monograph 1961

by Eileen H. Colwell

1988翻訳刊行

バージニアウルフの言葉
「ひとつの芸術作品を生み出すには、並み外れた努力と、芸術家の心を支えやすらぎを与えてくれる場所が不可欠である」

P3作家にとって、子ども時代というものは、重要な意味をもつが、エリナー・ファージョンの場合は、とくにその意味合いが大きい。

父ベンジャミン・レオポルド・ファージョン(ベン) イギリス生まれのユダヤ人
母マーガレット・ジェファーソン 音楽好き アメリカ人

ハリー アメリカで
ネリー(エリナー)1881年イギリスで
 強度の近視
ジョー
バーディ(ハーバート)
 のちにハーバート・ファージョンのリトル・レビューのプロデューサー1939

本だらけの家
日曜日ごとに子どもたちに本が手渡された
ネリーの一冊目『インメモリアム』エリザベス朝の抒情詩
プランテーションソング(黒人霊歌?)

P11ハリーの言葉
「私はつねづね、人生で最もすばらしいものは家族であると思っている」

P12ネリー
「私は一度も、学ぶ方法を、ひとから学んだことがありません。自分以外の人間の思考課程にしたがわなければならないなんて、とてもたえられないことだったのです」

P12TAR~子どものごっこ遊び
エリナー5歳、ハリー8歳の時みた芝居「The Babes」の登場人物TessyとRalphつまりTessy-and-Ralph
の頭文字。これを二人のごっこ遊びの暗号とした。『1890年代の子どもの部屋』より

何日も続くこともあった(現実逃避???)
ネリー、25歳まで続いた
22歳のときに父を亡くす
詩人で友人のエドワード・トーマスが1917年に第一次大戦で戦死

1916年ロンドンの町のわらべうた
1925五月の木の実

1930年代は弟ハーバートとの合作多い

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2021年5月23日
読了日 : 2021年5月23日
本棚登録日 : 2021年5月23日

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